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華麗なる自転車野郎(1)

夏休みが近づくにつれ、ミント(高1)の単独自転車旅行への情熱は再び高まっていきました。今回は、更にグレードアップして、5泊6日という計画表を出してきました。それによれば、一日の走行距離は50~100㎞、宿泊は最初が私の実家で、その後は公営無料(または低料金)のオートキャンプ場か無人駅。所持金は2万円。

熱中症の人を救うべく、毎日のように救急車が出動しているこの時期に、一日100㎞ものサイクリングに、それも5泊も行かせたくはなかったのですが、止めても無駄なので、万一の時には、善良な日本国民が何とかしてくれるだろうと信じて送り出しました。

一日目は50㎞程先にある私の実家にお泊まり。神の助けか、実家では、いらなくなったテレホンカードを最近、もらっていたので、それを持って翌日早朝に出発。山道を走り、100㎞先にある、海岸沿いにある公営無料オートキャンプ場を目指します。途中、道に迷った外国人旅行者がいたので、旅行案内書のある方角を指さして「インフォメーション、インフォメーション」と連呼して人助け。

我が家に連絡を取るため「15分100円」と書かれたネットカフェに入ったところ、最低1時間からしか使えなかった上に、二度と来ないのに入会金まで取られてしまいました。

少々腹を立てつつキャンプ場に到着し、服を水洗い。周りの人たちがバーベキューをしているのを見ていると、隣にいた3人連れ(母親、中卒でパスタ店で働く少年、高校生)が焼きそばをごちそうしてくれた上に、銭湯にも連れて行ってくれました。捨てる神あれば、拾う神もあり。

三日目。マーガリン入りのパンを食べ、焼きそばと銭湯で身にしみた人情のありがたさを胸に、海辺のキャンプ場をあとにし、山を越えて、90㎞先の、これまた海辺にある無人駅に向けて出発。なま乾きのパンツを荷台にくくりつけ、風にはためかせながら山道へ。あとから聞いた話では、小さな山が次々にある、この道が一番きつかったそうです。途中で会ったお巡りさんが「どこまで行くの?きついぞ~。まだまだ山あるぞ。」

人家も少ないのでコンビニを見つけ次第、飲み物・食料を調達。それでも足りなくて、沿道の民家にお願いして水を恵んでもらいました。山の中だけに、牧場もあって、そこではシュークリームで腹ごしらえ。

ここで旅支度の不備を発見。半袖のTシャツしか持っていなかったのです。腕はじりじりと焼け、飲み水を腕にかけながら走行するも限界を感じ、途中で長袖シャツを調達。780円という不本意な出費となりました。

最後は細くて暗い田舎道を自転車を押して、目指す無人駅に到着。たった1人、すりむけてひりひりするお尻をさすりながら寝ていると、JRの保守のおじさん達が「ここで寝るのかあ」と声をかけてくれました。翌朝、前夜買ったおにぎりを食べようとすると、袋に入れていたのにも拘わらず、蟻がお先に召し上がっていました。それでも、蟻を払いのけて腹ごしらえをし、100㎞先の公営キャンプ場(500円)に向けてスタート。(続く)
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ハーモニー108

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1995年早生まれの男の子(ミント)、1997年生まれの女の子(パセリ)の母親です。主として、目からウロコが落ちるステキな子育て・学力養成の理論&実践方法を提供しているどんぐり倶楽部について書いています。

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