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Cool Head but Warm Heart(頭は冷静に、心は熱く)

先に、自分がどんぐり倶楽部に洗脳されていないか確かめていることを書きましたが、今度は、なぜ、その理論が信頼できるかを書きます。それは、理論の内容が、自分で確かめられる、経験できる、あるいは容易に想像がつく範囲で書かれているからです。つまり、自分を実験台にして確かめたり、自分の育った過程を思い起こせば実感できる範囲で書かれているからです。

ニュートン以来、近代科学の対象は、身近なものから始まり、分子や原子を通り過ぎ、ついに量子の世界まで来ました。研究者でない私などは、微細なものを研究対象にすればするほど、優れた研究であるような感じさえ抱かされます。でも、私たちは日常生活で、量子や電子の振る舞いを感じることは出来ません。脳科学研究の成果が人間の発達の理解に役立つのは確かですし、その一部をどんぐりの理論でも引用していますが、神経を伝わる電気信号までは踏み込まないのです。なぜなら、私たちには感じることは出来ないし、「実践できる」教育理論から、はずれてしまうからです。

おそらくどんぐり倶楽部の教育理論は概ね次のような過程で形成されていったのでしょう。
塾の先生として多くの子どもに接する→問題意識を持つ→問題意識を持って多くの子どもを見る→仮説→現場で確認→確信→関連する研究成果の渉猟
そして、この過程では、感情的にならずに冷静に観察と考察がくりかえされただろうと思います。その姿勢が科学者的です。間違っても途中で根性論に走ることはありません。以下、脳科学者、茂木健一郎氏の随筆「今、ここからすべての場所へ」(筑摩書房、2009)の「人生の一回性に感情は燃え上がり」という章より、

 科学者は、感情的になることを徹底的に排する訓練を受ける。イギリスの経験主義科学のもっとも素晴らしい伝統の一つは、「世界が誰のものでもかまわない」と欲望や偏見を離れて観察する「ディタッチメント」(認知的距離)の精神である。いたずらに感情的になることなく、謙虚に自然に耳を傾ける。

しかし、クールな頭で考え、観察したけれども、探求の始まりでも、過程でも、いつも底に流れているのは熱い思いであると感じます。

 そもそも、感情とは何か?感情とは、決して定型的で原始的な反応などではなく、私たち人間にとってこれ以上なく大切な直感、判断、創造性といった脳の働きの基底にあるものという見方が、最近の脳科学の研究から浮上している。(同) 

感受性の鋭さ、感性、感情、そのようなものが、どんぐり倶楽部の初めにあったはずです。

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1995年早生まれの男の子(ミント)、1997年生まれの女の子(パセリ)の母親です。主として、目からウロコが落ちるステキな子育て・学力養成の理論&実践方法を提供しているどんぐり倶楽部について書いています。

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