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アフガニスタンの悲しみ

アフガニスタンで農業支援をして、現地の人たちに慕われていた日本人青年が誘拐され、殺される事件がありました。彼の遺稿・追悼文集「アフガニスタンの大地とともに」(ペシャワール会編 石風編 2009年)に以下の文がありました。

 「今回の犯人の一人は、パキスタンの難民キャンプ育ちの青年である。(中略)極論すれば、キャンプ育ちの子供たちにとっての選択肢は、物乞いになるか、イスラム原理主義の兵士として越境していくしかないのである。」(あとがきに代えて 福元満治)

アフガニスタンは長く混乱が続いている地です。日本に生まれた我々は、それだけで感謝しなければなりません。国名はアフガン族(=パシュトゥーン族)に由来するのですが、他にもいろいろな民族が居住していて、そこからして、統一国家を作るのが難しく、支配者がちょくちょく変わります。19世紀に、インドを支配するイギリスが侵攻したあげく国境線を引いて、イギリスが支配するインドとロシアとの緩衝地帯とされました。ソ連の南という戦略上重要な位置にあったため、第二次世界大戦後は、米ソの狭間で揺れ、1979年にソ連軍が侵攻し、親ソ連政権ができました。ところが1990年代になると、ソ連は崩壊、ソ連軍は撤退、その結果、親ソ連政権と反ソ連勢力の対立で内戦が始まります。その混乱の中からタリバンが成長するのですが、他にも北部同盟とか、アルカイダなどの勢力があり、安定しません。そうこうするうち、ニューヨークのビルに航空機が突っ込んだことをきっかけに、アメリカ軍の攻撃も始まるのです。(間違ってたらごめんなさい、ウィキペディアで調べました)

要するに、ここには書ききれないほどの政治的動乱が続き、国土は荒廃し、難民が生まれ続けてきたのです。命からがら逃げた難民は、隣国パキスタンに流れ込みます。そして、彼らを受け入れ、助けてくれたのが、パキスタンにある「イスラム原理主義」関係のイスラム宗教施設です。ここで助けられた子ども達が、この施設で支配的な思想を受け入れてしまうのは当たり前なことではないでしょうか。彼らがゲリラになって故国に戻り、人を殺すという悲しい運命をたどったことを、私たちに責める資格があるのでしょうか。国内動乱の種をまいたあげく、見捨てた国際社会の方こそ責められるべきなのです。

それにしても、単なる寄付ではなく、自ら体を運んで行く人の行動力には頭が下がります。私には、とてもじゃないけど出来ません。ドイツの難民村で活動する女優の東ちづるさんが、「申し訳ないけど、お金を寄付することしかできません」と言って、寄付してくれる人がいますが、申し訳ないことなんてありません、お金は用途が限られないので、とても有り難いです、とテレビで言っていたのを見たことがあります。それを聞いて、正直言うと、ほっとしました。そして相変わらず、罪滅ぼしに、某国際援助団体に、雀の涙ほどの寄付を時々しています。
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コメント

おはようございます。

ハーモニーさん、どうもです☆
自分が洗礼を受けたときのことを思い出しました。
その当時、「クリスチャンって、みんなマザーテレサにならなくちゃいけない」って思い込んでいたんですが、
当時お世話になっていた牧師が「生活の中で信仰を深める」とかなんとか、普通の生活者であることが一番大切、といっていらっしゃるのをきき、吹っ切れて洗礼を受けたのでした。

私と同年齢のいとこがカンボジアかどっか(いろいろ動くからわからないけど)看護婦として行っています。
彼女はそれがすごく楽しくて水があってるんだって。
日本にいるより幸せだといいます。
そういう人じゃないと来られた国も迷惑かもしれないですよね。
適材適所。でも活動は覚えて、できる協力はしたいなと思っています。

そらまめさんへ

来てくださってありがとうございます!

若い頃の私って、「社会のためにならなきゃいけない(のに、それができない)」ていう考えに縛られてました。だから、はじめは「人生を楽しむための教育」という考え方が、すんなり受け入れられなかったです。その後、病気になったり、本を読んだりして、考えたりして、結局、好きな事してていいんだなって思えるようになりつつあります。

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1995年早生まれの男の子(ミント)、1997年生まれの女の子(パセリ)の母親です。主として、目からウロコが落ちるステキな子育て・学力養成の理論&実践方法を提供しているどんぐり倶楽部について書いています。

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