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未来のために

前回の記事に対してコメントをいただいて、「ここに書いたことと、どんぐりに賛同していることは、私の中ではつながっているんです」とお返事しました。今回は、それについて書きます。

7月29日の記事に、どんぐり倶楽部との出会いを、

書店で「絶対学力」を立ち読みし、巻末の文章題が面白かったことが、我が家にどんぐり倶楽部が入るきっかけでした。

と書きました。

本当にそうでした。「これ、面白そう」だけ。子育てで切実に悩んでいることもありませんでしたので、どんぐり倶楽部の理論を「悩みの答え」を探して必死に学ぶこともありませんでした。それでも関わりが出来た以上、無関心というわけでもなく、出会いから随分経ってから、理論書「思考の臨界期」を読みました。そして、そこに子どもがお腹の中にいた頃から抱いていた漠然とした不安に対する答えを見つけたのです。

妊娠していた頃に抱いた不安。それは「どうすれば、非人道的な事をしない人間に育てられるか」ということでした。お腹の中にいる子は男の子だと分かっていました。報道で知る限り、社会に不安を与える、対象が無差別な犯罪の犯人には男性が多いので、自分の子どもをどうしたら、そのような人間にならないように育てられるのだろうという不安がありました。もっとも、生まれてしまってからは、目先のことに無我夢中で、ほとんど忘れてしまっていたのですが。

無差別な犯罪をしないような人間とは、どんぐり倶楽部の用語では、

「人間的な(人間らしい)判断力を含む思考力」を備えた人間

です。どうすればこういう人間に育てられるのか、これが妊娠中に抱いていた不安だったのです。そして、この疑問の答えが、非常に明快に、納得できる形で示されていました。それは「ペットを飼いましょう。優しい人間に育ちます」のような、具体的だけれども、応用がきかない答えではありませんでした。このような答えでは、ぜんそくのためにペットが飼えない家庭では役に立ちません。「思考の臨界期」は具体策ではなく理論なので、個別の環境に合わせた応用がきくのです。

「人間的な判断力を含む思考力」の育て方が分かったとき、もっと早く真剣に読めば良かったと思う同時に、色々誤りはあるものの、大それた事をしていなくてよかったと安堵もしました。そして自分の感覚を頼りに善し悪しを判断していたことに、納得できる理論的な支えが得られて、行き当たりばったりのことをしているような不安感が大いに減りました。

一方、子どもが育つにつれ、先行き不透明な社会に対する不安が浮上してきました。普通に考えれば、親は子どもより先に死んでいきます。子どもを、この社会に残していくのです。前回の記事に書いたような社会に、我が子を託すのは忍びないと思いました。それなら、どんな社会ならいいか?ここで、私の心の中では、どんぐり倶楽部とつながりました。「人間的な判断力を含む思考力を持った人間で構成される社会」だと思うからです。

いつの時代もそうでしょうが、現在の世界も難問山積です。日本の公的年金制度ひとつでも、人口が増え続ける社会を前提に設計されていて、働けなくなった時の最低限度の生活を支えるに足るものではありません。「博愛」や「友愛」は魔法の呪文ではありません。本当にこういった数々の難問を解決していけるのは、単に頭がいいではなく、知恵のある人、人間味のある判断が出来る人々でしょう。そういう人たちが、ダイナミックに制度を設計し直すとか、制度による救済からもれる人たちを救い、支え合って生きていく社会をつくっていくのだと思います。

そういう社会を思い描いて、どんぐり倶楽部に希望を見出しているのです。

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1995年早生まれの男の子(ミント)、1997年生まれの女の子(パセリ)の母親です。主として、目からウロコが落ちるステキな子育て・学力養成の理論&実践方法を提供しているどんぐり倶楽部について書いています。

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