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道草学習(海彦と山彦)

九州にこだま先生という塾の先生がおられます。直接お目にかかったことはないのですが、どんぐり倶楽部のHPで、こだま先生のブログ「道草学習のすすめ」にリンクがあったので、先生のブログを読むようになりました。

こだま先生はご自身のブログの記事「本当は怖い計算ドリル~番外編~わが塾の遍歴(その1)(その2)(その3)」で、どんぐり倶楽部を知ったときのことを書いておられます。先生がどんぐり倶楽部を知ったのは、私と同じで、本屋に平積みになっていた「絶対学力」でした。でも、その本を読んだときの反応が、2人の子どもの母親にすぎない私とは全く違うのです。

私の場合、本文は斜め読みし、巻末付録の文章題を見て、「この文章題の問題文、面白い!どうせ勉強するなら、面白いに越したことはないわ。これ、使おうっと」でした。

それに対し、こだま先生は、

・まさにこれだ!私が求めていたものは!!そう心の中で、叫び
・すぐさま購入して、時間が経つのも忘れ、一心不乱に読み
・愕然とし
・本当に、長~い長~い冬眠から、目覚めたような思い(がして)
・(どんぐり文章題の)問題を読んだ瞬間、衝撃が身体を貫き
・-これしかない!ほとんど反射的にそう思いました。


とのことでした。そして、どんぐり倶楽部に

私には、こんな素晴らしい問題は作れませんというようなことを書いて

メールしたところ、

●子供達をよろしくお願いします。
 先生にもできますよ、絶対に! Watch carefully and think deeply !


という返信が来て、「子ども達をよろしくお願いします」という言葉に、

他人の塾の子供のことをまるで我が子のように大切に思う気持ちから発せられた言葉

だと感激されたことを語っておられます。
私がこだま先生の文章で非常に心打たれたのは、その後、どんぐり文章題をご自身の塾に取り入れて、解けない子ども達を目にしたときの思いを、

このようにしたのは、私だ。
思わず自分を責めました。


と書いておられることです。子どもの望ましくない状態を見て、どれほどの教育関係者・親が「このようにしたのは、私だ」と反省するでしょうか?これほど誠実で真摯になれるでしょうか?大半の人が、「知らなかったから」「学校の方針だったから」と外に責任を求めるでしょう。

自分の誤りを認めるのは悔しいものです。それが正しいと信じてやってきた場合は、今までの自分を否定することになります。プライドが傷つきます。それでも、気付いたならば認めなくてはなりません。そして、特に教育関係者が気づき・誤りを認めやすいように、過去の誤りをしつこく攻撃しない社会環境も必要だと思います。

さて、こだま先生は、ご自身で文章題も作成され、ブログで公表しておられます。パセリは小1の後半から、どんぐり文章題をしていましたが、目先を変えるのも良かろうと、小4の夏から数ヶ月、こだま先生の問題を時々取り入れていました。こだま先生の許可をいただいたので、今回は、その答案の一つをアップします。

「海彦と山彦」
「さてさて。久しぶりに山の幸がたらふく食えるぞ!」
海彦は山彦と月に一度、海の幸と山の幸を交換することにしています。
海彦は久しぶりに食べる山の幸が手に入るとあって、うきうき気分。
頭の中で想像しただけで、口からはよだれがたら~りたらり。
海彦のお目当ては、大好物のマツタケ。
香りがなんともいいんだよね~。
マツタケ6個はウナギ4匹と交換することになっています。
海彦は交換用のウナギを12匹用意しました。
後から、手に入れたマツタケの9分の5を食べて、
仲間に残りのマツタケを全部売ると5200円の売り上げになりました。
さて、海彦は仲間にマツタケを1個いくらで売りましたか。


パセリ(当時小4夏)の絵。

P1040425_convert_20100104144337.jpg


マツタケ6個とウナギ4匹の割合で、ウナギ12匹を交換する絵図。マツタケ6個とウナギ4匹が対応させて描いてあります。3セット交換できますので、絵を描けば、マツタケが18(=6×3)だと分かります。マツタケの絵の上に「5/9食べる」、下に「4/9売る(計5200円)」と書いてあります。

2枚目

P1040426_convert_20100104144435.jpg

マツタケが○になりました。6個の列を3つ描き、横に並ぶ2個ずつの間に縦線を入れます。すると、縦横3列ずつになるので、3×3=9で、マツタケを9等分しやすくなりました。ここで、食べる分5/9と売る分4/9に分けて囲みます。売る分は一目瞭然で8個。従って1個あたり、650円(=5200円÷8)で売れたと分かりました。

こだま先生のブログ:道草学習のすすめ

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コメント

この記事から

わたしは、こだま先生のこの記事を読ませてもらってから、
どんぐりに行ったので、なにかと理解がしやすかったです。
こだま先生には今でも感謝しています。

Re: この記事から

> わたしは、こだま先生のこの記事を読ませてもらってから、
> どんぐりに行ったので、なにかと理解がしやすかったです。

うらやましいです。確かにこちらを先に読むと、どんぐりの良さがよく分かりますよね。私はどんぐり倶楽部を知ったのは2003年だけど、2~3年は「ユーモラスな文章を書くのが得意な塾の先生なんだなあ」くらいにしか思ってませんでした。

HPのあちらこちらや「思考の臨界期」などを読んで、「ここまで人間の頭の中で起こっていることを観察してから、考え抜いて教材を作ってるんだ」て、びっくりしました。いまだに、新たに気付くことがあるくらいです。

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1995年早生まれの男の子(ミント)、1997年生まれの女の子(パセリ)の母親です。主として、目からウロコが落ちるステキな子育て・学力養成の理論&実践方法を提供しているどんぐり倶楽部について書いています。

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