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理不尽なこと

私自身が育てられた過程と、自分がパセリとミントを育ててきた経験から、これは「子育てのキモ」ではないかなと思うことがあります。それは、

子どもが理不尽だと感じることをしないこと。

子どもは親(保護者)がいなければ生きていけません。養ってもらわなければ餓死してしまいます。そういう親の立場を悪用すれば、親の自分勝手な都合で、スジの通らないことに従わせることが出来ます。子どもは、心の中では「何か変だ」「納得できない」と感じても、大人のように理論武装できないので、ただ「いやだ、いやだ」と言ったり、暴れたりするか、弱い立場を察知して黙って服従するしかありません。

親だって未熟な人間なので、虫の居所が悪ければ、たまには、子どもが理不尽だと感じるような怒り方(八つ当たり、鬱憤晴らし)をすることもあるでしょう。私もそうでした。でも、それがたびたびになると、子どもの心には、ドロドロした汚泥のような気持ちが積もっていくに違いありません。

どんぐり倶楽部の掲示板の過去ログに、反抗的で弟に対して八つ当たりする小学3年生の男の子についての相談があります。「子供の心を尊重する子育ては私には難しく」「厳しく習慣づけをしないとだめ」と先輩ママに言われたこともあり、「毎日口うるさく宿題をさせ、片付けもきっちりできるように言い聞かせて育てて」きたのですが、「口答えがひどくなって」「親子関係がギクシャクし」「下の息子にも八つ当たりする」という相談です。(2009年4月10日)

それに対する回答は、

「毎日口うるさく宿題をさせ、片付けもきっちりできるように言い聞かせて育てて」きたこと(厳しい習慣づけ)は、

お母さんがやってきた、(子供にとっては納得できない)理不尽なこと
※実は、これは何の意味もなく価値もないことです。もちろん、子供に納得できるはずがありませんし、しないほうが自然です。何と言っても、これは大人の勝手な都合ですからね。当然ストレスとなって蓄積され、はけ口を見つけだし、ストレス発散をします。(2009年4月13日)


秋葉原の無差別殺人事件の裁判で、被告が、小学校高学年の時におねしょをしたら、おむつをつけさせられたと言ったそうです。

被告の受けた厳しいしつけは他にも色々あるのですが、私にとっては、この部分が最も胸が痛みました。

ミントも小学校高学年になってもおねしょをする子でした。おねしょの頻度が減らないなら病院に行ったでしょうが、減りつつあったので病気の心配はしませんでした。でも、高学年ともなれば、指摘されなくても、おねしょをしたことを恥ずかしく思うので、ミントの心の方が心配でした。

恥ずかしいという気持ちを小さくするために、

「赤ちゃんは昼も夜もおしっこをするのに、夜、眠っているときにはしなくなるのは、成長に従ってホルモンの分泌のしかたが変わるからだよ。」
とか、
「生まれたときから歯が生えている子もいれば、1年後に生え始める子がいるように、成長のしかたは人それぞれ」
とか、
「臨海学校なんて大丈夫。夏なんだから、すぐ乾く。友達には黙って知らんぷりしておけば、ばれないって」
などなど、手を変え品を変えて、気を配っていました。

おねしょというのは、本人の意志とは関係がありません。高学年ともなれば、指摘されなくても屈辱的に感じるはずです。やりたくてやったわけでもないことを非難されると、子どもは「理不尽」だと感じるでしょう。それに加えて、おむつをつけさせるというのは、屈辱に屈辱を重ねることになります。心はズタズタでしょう。

「世間体(せけんてい)・みえ」などの親の都合で、子どもをねじ伏せないこと。
親の方が口達者のことを利用して、子どもをあなどって、自分勝手な理論(屁理屈)で操縦しないこと。

つまり、

子どもが理不尽だと感じるようなことをしないこと。

そのためには、子どもの気持ちがわかる、子どもを感じることが出来る、子どもに共感できなければならないでしょう。また、親自身が自分勝手な都合にとらわれて子どもに接していないか、自分の心のあり方を問う事が出来なければなりません。完璧にすることは難しいですが、それでも、ていねいに子どもの気持ちをくみ取っていくことが、暴力や暴言の無い思春期につながるのではないか。子どもたちを中学生・高校生まで育ててきた今、そう感じるのです。

さようなら我が家

いつもの事ながら、お久しぶりです。

私たち一家は近所に引っ越しすることになりました。

現在住んでいる夫の勤務先の宿舎が、築40+α年となり、老朽化と勤務先のコスト削減のために、来年取り壊しが決まっていたので、この数ヶ月は、もっぱら「物件探し」をしていて、ようやく中古マンション購入が決まり、あれやこれやの手続きに追われておりました。

現在住んでいるのは、結婚以来2軒目なのですが、1軒目は、同じ宿舎内の、現在の半分の広さ所(35㎡)でした。従って、広さと間取りが違う以外は、結婚以来17年間、ほとんど同じようなところに住んでいたのです。

父が転勤族だったので、同じ場所に、これだけ長く住むのは初めてで、今の住居にも愛着があるので、この住居のことを思い出に書き残しておこうと思います。

ここは鉄筋コンクリート5階建てです・・・が、エレベーターはありません。乳幼児二人と乳母車と荷物を抱え、階段を上れていた自分が信じられません。幼児を叱咤激励して階段を上らせ、私は赤ちゃんと荷物と乳母車を一度に運んでいたのですから。若かったんだなあ・・・。

最近のマンションは階段・エレベーターで上がると、各階に廊下があり、それに沿って部屋が並んでいますが、ここは古い造りなので、階段の両側に各階、一件ずつ左右に部屋がある造りです

窓はサッシではなく木枠です。遊びに来た友達は「レトロで素敵~」と言ってました。南北に窓がありますが、雪が北側から吹きつける日は、窓の「内側」に雪が積もったことがあるくらい隙間だらけです。

古いので、当然和室です。押し入れも、部屋の区切りも「ふすま」ですが、古いので、ふすまの枠も敷居も木がすりへっていて、ふすまが外れてバタンと倒れます。危ないので、敷居の縁に転倒防止用の細長い木を付けている箇所もあります。でも、和室なので押し入れが多く、収納には恵まれていました。転居先では、これらの荷物は何処に置くんだろう、と思案しています。

ふすまを取り払うと、二部屋が一部屋になって、広々した空間が作れるので、子ども達が小さいときは重宝しました。
この広い空間で、大きな段ボール箱をいくつも使って、家をつくって遊んでいました。

40年以上前仕様なので、台所・風呂・トイレ・洗面所がとても狭いです。台所のシンクに三角コーナーを置く場所がありません。トイレも座ると目の前に壁が迫っている感じです。お風呂は洗い場が狭く、髪を洗おうものなら、あちらにゴッツン、こちらにゴッツン。風呂桶は深さはあるのですが、底面積が小さいです。妊娠末期になると、お風呂の底にお尻を付けて座ったときに、大きくなったおなかが邪魔して、足をたてておなか側に寄せられませんでした。そこで、正座して、左肩と右肩を交互にお湯につかるようにして入っていました。

ここ7~8年は、どこかの家の水道管が破裂していました。台所に下水が降ってきたこともありました。

そして、驚くべき事に、この建物は鉄筋コンクリート5階建てだというのに、少し離れて眺めると、微妙に傾いているのです!これに気付く前、ベランダが外側に向かって傾斜しているのは、水はけを良くするためだと思っていたのですが、どうもそうではないらしく、他の家では、勝手に引き戸が開いてしまうと言っていました。引っ越しまでに大地震が来たら、命は無いかもしれません。

と、欠陥の多い住宅ではありますが、ちょっとセンチメンタルになっているこの頃です。

ある思い出

今年のゴールデンウィークは天気に恵まれたので、楽しく過ごされた方が多かったことでしょう。

5月は光にあふれ、緑も美しい季節です。
私もこの季節が好きです。

それなのに、ゴールデンウィークのうちの1日だけ、朝から晩まで泣いていました。
思い出が涙の蛇口を開けてしまったように。

その思い出とは・・・

今年のゴールデンウィークのように明るく晴れた日でした。
私は、まだ幼稚園児・未就園児の子ども達を公園で遊ばせていました。そして、すべり台の一番下から少し離れたところで、他のお母さんたちと、楽しそうな子ども達を眺めていました。

すべり台のそばには一本の木があって、すべり台と、その下にある砂場に、木もれ陽を踊らせていました。

一人の女の子が、すべり台をすべって来ました、お母さんの方へと。
きらきらした瞳が印象的でした。


それから数年後、

その子は亡くなりました。

複数の人が標的にされた無差別犯罪の犠牲者のひとりとして。

今でも、時々その子を思い出しますが、それは事件そのものではなく、参列したお葬式でもなく、あの明るい日のきらきらした瞳をした笑顔です。


事件から数年たって、私はどんぐり倶楽部を知りました。
初めは、ただの面白い問題集だと思っていましたが、その理論を知るにつれ、単なる文章題を解ける力を付けるノウハウではなく、人間というものを深く見すえている点にひかれました。

人間はどんなことも楽しみにする可能性を持つ生き物(それが、犯罪的行為でも)
目にした物事は、その善悪とは切り離されて頭に残る。

人間を育てるときに、絶対忘れてはならないこのことを、他のどこで警告しているでしょうか。
このことの重大さに、誰が気付いているでしょうか。
このことが何を引き起こしうるか、どれだけの人が心に刻んでいるでしょうか。

生物としての人間を研究する人たちが、ぜひ、この点について研究を深めてほしいと思います。


また涙があふれてきました。

命を失ったのは、私でも、私の子どもでもない、偶然にも・・・。
この不条理に耐えかねて、この子の死に意味を見いだしたくなるのは、私だけではないでしょう。

(追記)
この「目に入ること」の重要性と危険性を十分に認識していないと、とんでもない的外れの教育をしてしまうことになります。というのも、視覚イメージは言葉を引き金として再現されることが多いのですが、視覚イメージと言葉は一緒に保存されているわけではないからです。視覚イメージは言葉と切り離されて保存されているのです。ですから、教育の現場では視覚イメージが一人歩きする場合があることを考慮しておく必要があるのです。子供に判断力が育っていない段階で悪い例を見せると、悪い例の「悪い」がなくなって、ひとつの「例」として保存されてしまうからです。言葉よりもイメージのほうがより直接的であり、影響力が強いためです。
(中略)
判断力のない状態では見たものやイメージしたものは善悪の区別なく頭(心)に保存され何の抑制もなく再現されます。そして、体はその再現イメージを無意識に真似するのです。最悪のイメージトレーニングです。
(「新絶対学力」見せる教育・見せない教育)


恐ろしいことにヒトは何にでも快感を見いだすことが出来ます。だから、人間に育て上げるための教育ということが必要なのです。ヒトのままでは人間になれません。ましてや「なぜ~してはいけないのか」という捉え方では何も見えてはきません。(どんぐり倶楽部BBS 2006.10.12)

高校生ミント

ミントは高校生になりました。案の定、成績は急降下中です。原因は誰が見ても明白で、趣味過剰です。

ゴールデンウィークは、例によって、テントと寝袋を積んで、100キロ先までサイクリング。ミントがいつも泊まる/泊まろうとする のは安い(200~300円)のオートキャンプ場です。今回宿泊予定だったキャンプ場は、ネットで調べると、車7台分程のスペースしかなく「要予約」と書いてありました。私は予約することを勧めたのですが、車のスペースが少ないから「要予約」なんだろう、自転車だから大丈夫と、早朝4時に出発。

夕方になって電話してきて、「あのキャンプ場、入れてくれなかった。これから泊まるところ、さがすから。」

何故に、この子には、こんなにトラブルが多いのでしょうか。幼稚園~中1は毎年整形外科でレントゲンを撮って調べざるを得ないけが。中2からは、ハプニングつきサイクリング。

しばらくすると、「予約無しでは入れるオートキャンプ場、見つけたから」とのご報告。

翌日には、山がちな所の道ばたで、格安の立派なタケノコを買ってきてくれました。売っていたおじいさんが「うちにも、同じくらいの年頃の孫がいるよ」とおまけも付けてくれたそうです。ちゃんと、「ぬか」もくれました。

キャンプ場では、若いときはサイクリング、今はバイクでツーリングをしているおじいさんに、日本一周を勧められたとか。(私に言わせると、たきつけられた、ですが。)サイクリングやツーリングをしている人はフレンドリーな人が多いようです。

さて、そのほかの趣味とは、

勿論、電気工作。携帯音楽プレーヤー完成後、小型のアンプを作り、軽音楽部に寄付。軽音楽部がもてあましていないといいのですが。電気関係では、後輩の指導が出来るようになり、図面を描いてやったり、電気店街にあるマニア向けの店で買い物の仕方を教えたりしています。

さらに、今秋の文化祭の実行委員会にも入りました。中高一貫校なので、規模が大きく、この仕事がこれから大変になってくると思います。

さらにさらに、友達数人とミニ映画を制作し、文化祭に出品予定。

さらにさらにさらに、修学旅行実行メンバーにもなりました。ミントの学校では、修学旅行プランは、基本的に生徒が構成する実行委員会が決めます。人数が多いので、1年前には予約を入れる必要があり、そろそろ、プランを考えはじめなければなりません。

私としては、自由にやらせていますが、「高校卒業後の身の振り方は、自分で考えておくように」と申し渡してあります。

中学生パセリ

パセリは今春、中学生になりました。近所の公立中学に、とても張り切って通っています。

パセリの趣味は園芸です。
花も育てますが、葉野菜・いちご・ハーブなど、食べれるものを育てるのが好きです。
NHKの趣味の園芸(野菜の時間、ビギナーズ)もしっかり視聴。

春休み・ゴールデンウィークは、大きなリュックに着替えを詰めて、2時間ほどかけて、一人で私の実家に泊まりに行きます。実家は、庭付き一戸建てなので、思う存分園芸が出来るからです。各種の土や肥料を買ってきて混ぜたり、土をふるいにかけたり、母の報告によれば、暗くなるまで庭仕事をしているそうです。こういう作業に根気よく、本気でつきあってくれる母がいることも大きいです。私では、とてもつきあいきれません。

子どものペースに合わせて、本気で楽しく相手をしてあげなければならないことを、私は母から学んだと思います。

ミントは活字中毒にような読書家ですが、パセリはあまり本は読みません。3年生くらいまでは毎晩読み聞かせはしていましたが。やはり語彙はミントの方が格段に広いのですが、読書は強制されてするものではないと思うので、特に勧めてはいません。日本語が読めないわけではないので、必要になれば読むのでしょう。

パセリの関心の面白いところは、小学生から、世界情勢・政治に興味が強いことです。新聞の関連部分をじっくり読んでます。最近は小さな政党が多くなりましたが、それもしっかり把握していて、私が「○○党って、誰がいるところだっけ?」と言うと、即座に答えてくれます。彼女が有権者でないのが残念です。

中学には楽しく通っています。毎日、友達から頼まれたプロフィール帳を書くのに忙しそうです。

運動は苦手なのですが、水泳部に入りました。部活は毎日あります。プール開きはまだなので、腹筋・背筋・マラソンなどばかりしています。平泳ぎしかできないのですが大丈夫なのでしょうか?でも、病気がちな私は、どういう形であれ、大人になると、体力はいざという時、精神的にも、ものを言うなあと痛感することが多かったので、元気な彼女がうらやましいです。

流行は追わない方なのですが、友達と話が合うように少しは知らねばと思ったのか、最近人気のある歌手のCDを借りてきて、流行もお勉強中。ミントには「俺は、イケメンを集めて歌の練習させたようなのは嫌いだ」と言われてますが。

パセリにつられて、私も当世の若者の関心をお勉強中。「グリーン」は歯医者の集まりでGreenではなく、eは4つなんだとか、「嵐」のメンバーの見分け方とか、「いきものがかり」はメンバーが小学校時代に「生き物係」だったとか、トリビア的知識が増えています。私はテレビをほとんど見ないのですが、恐らく結婚以来初めて、パセリと一緒に大河ドラマを見て、福山雅治という歌手兼俳優がいることも初めて知りました。以前、どんぐりママのどなたかが、糸山先生は福山雅治に似ているとかいておられまいしたが、龍馬姿しか知らないので、もう一つピンと来ません。

まだ中学校ライフは始まったばかりなので、これからどうなるか分かりませんが、有意義に過ごしてほしいものです。
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ハーモニー108

Author:ハーモニー108
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1995年早生まれの男の子(ミント)、1997年生まれの女の子(パセリ)の母親です。主として、目からウロコが落ちるステキな子育て・学力養成の理論&実践方法を提供しているどんぐり倶楽部について書いています。

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